
校長あいさつ

空に向かって高く伸びるポプラのように,強く美しく軽やかなタンポポのように
田幸小学校のホームページにようこそ。本校は広島県三次市大田幸町、日本海に流れる江の川の支流、美波羅川を遡った田園地帯にある児童数42名の学校です。
空に向かって高く伸びるポプラの木が校庭にあり、学校のシンボルツリーになっています。またその袂には、かつて田幸の地域医療に多大な貢献をされた中村伸久医師建立の石碑があり、坂村真民氏の「ねがい」という詩が刻まれています。
タンポポの根のように強くなろう
タンポポの花のように美しくなろう
タンポポの種のように軽くなろう
タンポポの花言葉のように幸せをまき散らそう
本校の子供たちはこの詩のように、わかるまでねばり強く学び続ける力、多様な体験を通して心豊かに美しく表現する力、誰に対しても相手意識をもったやさしい行動が軽やかにできる力を伸ばし、自ら率先して取り組むことで、友達や地域、そしてもっと広い世界にも幸せをまき散らす人材に育ってほしいと願っています。
そのためには、自分で課題を見つけて解決方法を考え、チャレンジし、結果からさらに考えようとする探求心と、自分が考えたこと、感じたことをわかりやすく相手に伝える表現力、そして一人一人の個性や特性を認め合い、多様化する社会の中で誰もが幸せになれるよう自ら行動する力が必要です。本校では家庭や地域と綿密に連携しながら、すべての教育活動を通して、子供たちにそれらの力を培っていきます。
本校では、感染症の拡大や大雨、地震等の災害から命を守る対策も徹底しながら,子供たちの学びが停滞しないよう、内容・方法を工夫して取組を進めてまいります。保護者、地域の皆様方には、これからも本校教育活動へのご理解ご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
三次市立田幸小学校 校長 藤井 俊介