
特色のある取組

地域体験活動
生活科や総合的な学習の時間を中心に,地域体験活動に力を入れています。豊かな自然,奥深い文化,元気な人々など,川地地域には、教材とするにふさわしい「人・もの・こと」がたくさんあります。地域の皆さんのご協力のもと,様々な地域体験を教育の中に位置づけることで,ふるさとのよさに気づき,ふるさとを愛する子どもを育てることを目指していきます。
5年生は毎年,学校近くの水田をお借りして,地域の方に教えていただきながら米づくり体験学習を行っています。
学校の隣の施設「グループホームかわち『ぬくもりの家』」および「ぬくもり」を利用されているお年寄との交流や働いておられる介護福祉士のみなさんのお話を聞くことを通して,老人介護や介護に携わる仕事について理解を深める学習をしています。
28年度も,小学生が集めたタオルで,ぞうきんを縫っていただくことで交流を進めています。
和文化学習
~お茶・作法の時間~
3年生以上の学年では,地元の講師の先生を招き,和室への入室の仕方や,お茶をたてる作法などを教えていただいています。障子の開け閉めや正座をしての礼など,普段あまりする機会のないことですが,自分を律し,相手を敬う気持ちを持つなど,集団生活をする上で大切なことをたくさん学ぶことのできる時間です。
この時間が終わった後には,子どもたちの背筋もシャンとのびていたように感じました。
~絵手紙教室~
地域の方に講師にいただき,全校で絵手紙の書き方を教えていただきました。
書き上げた絵手紙は,地域のお年寄りのみなさんに年賀状として届けています。
お年寄りのみなさんから,お礼のお手紙が来るとたいへんうれしくなります。
ことばの教育
~俳句に挑戦~
「ことばの教育」の一環として,地元の専門家を講師に招き,五七五にこめられた日本語の豊かな表現を学んでいます。日本の四季の特色を感じながら,その季節にあったテーマをもとに,日本語の持つ美しさや面白さに触れることのできる指導をしてくださっています。
低学年には少し難しいところもありますが,指を折りながら,五七五に挑戦しています。
小中一貫教育の推進
~リトルティーチャー~
小・中学校9年間の教育を見通して, 川地中学校区内の小中学校との連携に取り組んでいます。同じ中学校に進学する他の小学校の児童と一緒に学習する合同学習や、中学校の生徒や教員と一緒に学習する交流学習などを通して、中学校生活に対する不安を解消することをねらいとしています。
外国語活動では、先輩である中学生がリトルティーチャーとなって英語を教えてくれました。
外国語活動
~イングリッシュ・デー~
平成19年度に文部科学省から「英語活動等国際 理解教育推進事業」拠点校の指定を受けたことをきっかけに,外国語活動についての研究を進めてきました。
ALT(外国語指導助手)と担任のTTで,子どもたちの豊かなコミュニケーション能力の育成に取り組んでいます。
年1回市内に勤めるALTを招いて開催する“English Day”は、子どもたちが日ごろ身につけたコミュニケーション能力を発揮する場となっています。