校長あいさつ

令和5年度 学校教育目標

「自律と貢献の志を持ち 主体的に進路を選択する生徒の育成」
~ 一所懸命が好き! 夢と志を持ち,輝く私たち ~

 

    本校は,昭和 22年4月に開校して以来,76年の歴史を刻み,本校卒業生はもうすぐ1万名を超えます。
    歴史と文化,さらには豊かな自然が凝縮されたこの三次の古都に位置している本校は,次代を担う人材を育成する場として地元の期待に応える教育を展開することが求められています。

    本校の校訓である「自主・協同・責任」は,先行き不透明な社会状況に立ち向かっていくこれからの世代に最も必要な要素を示しています。先達の先見の明に敬意を表するとともに,あらためて,この三つの言葉を柱とした教育活動を展開することの大切さを感じています。

    本校には,三つの強みがあります。
    一つ目は,地域づくりへの参画・貢献を柱とした生徒会自治活動,二つ目は,生徒を支援してくださる多くの地域応援団の存在,三つ目は職員一人一人の高い自覚です。
    これらの強みを最大限に生かしながら,生徒一人一人の夢を志に高め,10年後,20年後の地域を創り,地域を担う人材を育成し,持続可能な三次地域とする取組を進めます。

    平成31年4月には,本校のすぐそばに,日本妖怪博物館(もののけミュージアム)が開館し,本市を代表する観光拠点施設となりました。本校は,地元の小学校とともに,こうした新しいまちづくりに積極的に参画・貢献するとともに,家庭・地域と協働した学びと発信を通して,主体的な学びにつながる自己指導能力の育成に努めております。具体的な児童生徒の姿で,保護者・地域の皆様の期待に応え,生徒自身の自信と誇り,そして生きる力につながる取組を進めてまいります。

    今年度も,「三次市立三次中学校」の生徒に対して,皆様方のご支援とご協力,また応援・激励の声かけを宜しくお願い致します。

令和5年4月
校 長 池田 誠

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