校長あいさつ

空に向かって高く伸びるポプラのように,強く美しく軽やかなタンポポのように

三次市立田幸小学校校長の藤井俊介と申します。本校ホームページにようこそ。

田幸小学校は三次市大田幸町にあり,県立三次青陵高等学校,市立塩町中学校から美波羅川を少し遡った川沿いにある児童数38名の学校です。

校庭には,空に向かって高く伸びるポプラの木があり,本校のシンボルになっています。また,その袂には,かつて田幸の地域医療に多大な貢献をされた中村伸久医師建立の石碑があり,坂村真民氏の「ねがい」という詩が刻まれています。

タンポポの根のように強くなろう

タンポポの花のように美しくなろう

タンポポの種のように軽くなろう

タンポポの花言葉のように幸せをまき散らそう

田幸小学校の子供たちはこの詩のように,わかるまでねばり強く学び続ける力,多様な体験を通して心豊かに美しく表現する力,誰に対しても相手意識をもったやさしい行動が軽やかにできる力を伸ばし,自ら率先して取り組むことで,友達や地域,そしてもっと広い世界まで幸せをまき散らす人材に育ってほしいと願っています。

そのためには,自分で課題を見つけ,解決方法を考え,挑戦し,結果からさらに考える探求心と,自分が考えたこと,感じたことをわかりやすく相手に伝える表現力,そして,一人一人の個性や特性を認め合い,多様化する社会の中で誰もが幸せになれるよう自ら行動する力が必要であり,本校では家庭や地域と綿密に連携しながら,すべての教育活動,学校行事を通して,子供たちにそれらの力を培っていきます。

新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症、大雨や地震等の災害から命を守る対策の徹底を図りながら,子供たちの学びや教育活動が停滞しないよう,内容・方法を工夫して取組を進めてまいります。保護者,地域の皆様方には,今後とも本校教育活動へのご理解ご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

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